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東京都品川区東品川4-12-8
品川シーサイドイーストタワー1F
TEL：03-3471-1013
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加齢により眼瞼挙筋腱膜が伸展・菲薄化して、瞼板から解離して生じる退縮性下垂症で、後天性眼瞼下垂のなかで最も頻度が高い。
高齢者に発症して徐々にこの腱膜性下垂が両眼性に進行し、同時に生じる上眼瞼皮膚や眼輪筋の弛緩によっても下垂症が増悪して､老人では両者が複合している場合もしばしば認められる。
下垂があると視力は正常であっても上方視野障害を招き、下垂が高度になると下顎を突き出して視たり、額にしわを寄せ眉毛挙上をしたりして視るようになる。症状が進行すると､肩凝り・頭痛・眩暈・吐き気などの付随症状を認めることもある。
診断するためには、外傷や手術、コンタクトレンズ長期装用などの既往が無いこと、眼位・眼球運動・瞳孔異常などが無いことを確認して、他疾患を除外することが重要である。 |
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