眼瞼下垂専門サイト。先天性、後天性の症状・原因の解説。診断(アルゴリズム)や手術の案内など。眼瞼下垂のコラムも掲載。
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定義及び症状
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先天性
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品川シーサイド
皮膚・形成外科
クリニック
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後天性
■Kearns- Sayre症候群 (KSS)
慢性進行性の外眼筋麻痺と網膜色素変性が20歳以下で発症する症候群である。KSSはCPEOの重症型と考えられている。
また、心伝導異常、小脳失調と髄液蛋白レベルが高値(>100mg/dl)を伴う。これに加えて、筋障害、緊張異常、低身長、内分泌異常(糖尿病、副甲状腺低下など)、両側性感音性難聴、痴呆、白内障、近位腎尿細管性アシドーシスなどを伴うこともある。
KSSはミトコンドリアDNA欠失により生じる。欠失の大きさは1.3-8 kbで様々だが、KSSの1/3に8469〜13147の遺伝子配列上に4.9-kb変異を認める。時に、ミトコンドリアDNAのタンデム複製を認めることがある。
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